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小学生からの英語  幼児からの英語

小学生からの英語 幼児からの英語

我が家の英検に対するスタンス

英検も賛否両論です。


私自身は当初はあまり興味はありませんでした。

が、小学生からの英語が一番最初の英語育児だったので、途中からは

「とにかく英検3級レベルに英語力を持っていかないと英語育児がスタートできない」

という考えに切り替わりました。

小さいときから英語に親しんでいれば別に英検3級にこだわることはないと思います。

年長からではありましたが、1年間イマージョンだった子は、過去問題で簡単に「練習」(←勉強ではない)するだけで英検3級まで持っていけましたから。

よく、日常会話は中学生英語だけでも大丈夫と言いますが、文法的には本当にそうなんだろうと思います。

なので、絵本読み聞かせやDVD鑑賞といった母国語方式で、幼児から初めて時間たっぷりのお子さん方式はムリだと思い、遠慮なく文法も導入しました。

もちろん、小学生なので、小学生なりの方法・・・というか、私と小学生の子ども二人で合う方法を編み出して、ですが。

「英検3級」ということではなく「英検3級レベルであること」にこだわっての英語育児だったので、そのレベルに達したことで、私は一段階ついたと思いました。

実際、3級に合格してから、だんだんと絵本やアニメを楽しめるようになって言ったような気がします。


ということで、現在の我が家は英検は否定していません。


ただ、英検の受け方もいろいろだと思います。


英検2級くらいになると、長文の内容が低年齢の子には理解できないことになりますので、低年齢で合格させたいのであれば、リスニングなどで稼いで、他は点数が低くてもしようがない、みたいな感じになるのかな~となんとなく思っています。

私自身は、全分野を満遍なく一定のレベル以上の点数を取ってほしいと思っているので、そこまでの実力がつくまでは受けさせないつもりでいました。


少なくとも、英検3級までは・・・。


が、今後はわかりません。


実際、英検の勉強も、英語力をつける上で役に立ちます。

日本語でも理解できない内容を理解させるのはムリだと思いますが、「英検」という目標ができると、語彙を覚えようと言う努力が生まれます。

そこで語彙がつくことで、洋書を楽しめるだけの力がつきます。


現在の私は、英検の受け方には2通りあると思っています。


1 日常生活で英語に親しんだ上でどの程度英語力がついたか確かめるテスト

2 英検の勉強をすることで英語力を高める目標



という感じです。

イマージョンだった子には、英検3級までは「1」を主体とした試験でした。

小学生から英語だった子には、「2」も含めて英語力UPをはかっています。


ついでに言うと、私は英検は意外によくできた試験だと思いました。

もちろん欠点とか不足とかもあるでしょうが・・・。


私が考える英検のよい点は

1 4技能バランスがよい

 語彙・文法・長文読解・リスニング・スピーキング(面接)など、それぞれを分類して工夫して試験が出されています。
 
 もちろん、あくまでも「採点しやすい試験」ということでの欠点はありますが、「英検」を利用して、それなりに勉強しようとすれば、バランスよく何かを身につけようということになります。

 実際、我が家はこれで(遊びのワークとは違って)『真剣に』語彙を身につけたと思いますし、

 なんとなく身についていた気になっていた表現も、面接の練習で「アウトプット」はできないという事実に気づいて、その練習をすることができました。


2 本人のモチベーションUP

 すみません、上と同じような事です。

 子どもでも、英検を受けるとなると、足りないところをちょっとは真面目にやらなきゃ、という気になるようです。

 語彙UPワークも、英検と関係のないところで使ったりはしましたが、英検では、それとは違う語彙が「真剣」に覚えられます。


3 足りないところが確認できる

 ある程度大きくなれば子どもが自分でできるのでしょうが・・・。

 我が家は親子英語をしていたので、やっていることに偏りがないかを確認する上でとても役に立ちました。

 たとえば、

「知っていると思っていた単語が意外にわかっていなかった」

「読むことはできていても、実は意味が取れていなかった」

「見聞きすればわかるけれど、自分では言えなかった」

など、英検をすることで、不足がわかり、その後の英語育児の再計画にとても役に立ちました。


4 緊張と戦う心が育つ

 これは小学生から始めた子が「試験」として意識しているせいなのですが・・・。

 特に二次試験では緊張している様子でした。

 社会人になれば、人前で話すこと、特にプレゼンみたいなことをすることが増えると思いますから、英語に関係なく、人前で話す練習ができたことはいいことだと思いました。

 感覚としては、『ピアノの発表会などで場数を踏んで緊張をやりくりする練習をする』、というのと同じ感覚です。


5 自信になる

 同じ英検3級でも、その子の英語力には差がある、という現実もありますが・・・。

 でも、こういう試験をパスすることは、1つの自信になると思います。

 自分自身も、子どもの頃は学校のテストで100点取って、根拠の薄い自信がついていました。

 実際には100点とって当たり前なテストではありますが、それでもそういう自信の積み重ねもすごく大事ですよね。

 「自分はできる」と思うことでますます頑張る、という側面もありますから。

 自惚れてやらなくなるのではダメですが・・・。


5 客観性がある

 私自身はまだ実感したことはないですが、どなたがかおっしゃっていました。

 英会話スクールを変更するときなど、「英検○級です」というと話が進みやすいようです。

 ナルホドと思いました。




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